病棟のご紹介

3階病棟

一般病床(14床)

一般病床(14床)は手術直後や病気の症状、全身状態が安定しておらず、早急な検査や治療を要する患者さまに入院して頂く病床です。

地域包括ケア病床(25床)

急性期治療を経過した患者さまおよび在宅において療養を行って いる患者さま等の受け入れ並びに患者さまの在宅復帰支援等を行う機能を有し、地域包括ケアシステムを支える役割を担います。

地域包括ケア病床とは

急性期から在宅復帰への橋渡しをお手伝いします

一般病棟(急性期)での病気やけがの治療は終了したものの、すぐにご自宅へ帰ったり、施設等へ入るには不安のある患者さまに、しばらくの間入院療養を継続しながら「在宅復帰に向けた準備を整える」ための病床です。
「在宅復帰支援計画」を作成し、主治医をはじめ看護師・リハビリスタッフや在宅復帰支援担当者(看護師または医療ソーシャルワーカー)等が協力し、患者さまやご家族さまの意向を確認しながら、在宅復帰に向けた準備・相談等を行います。

対象となる患者さま

在宅あるいは介護施設等に復帰予定で、入院治療により症状が改善・安定したのち、もう少しリハビリや在宅復帰に向けた準備が必要な方

入院期間および入院費について

入院期間は保険診療上、「地域包括ケア病床」入院後、最長60日です。 在宅復帰および施設への入所が決定しましたら退院となります。 一日あたりの入院費は定額です。(地域包括ケア病床入院料) お薬や注射、簡単な処置・検査は一部を除いて含まれます。(食事代・貸出用病衣など、別途料金がかかります) ※地域包括ケア病床への入院に際しては、患者さまの病状等のもとに院内の判定会議で協議します。

4階病棟

回復期リハビリテーション病棟(39床)

回復期リハビリテーション病棟とは、脳卒中などの脳血管疾患、大腿骨骨折や複数箇所の骨折などの病気やその治療のために、身体機能が低下してしまった患者さまが対象の病棟です。さまざまなサポートが必要な患者さまに対して、集中的なリハビリテーションを実施し、心身ともに回復した状態で日常生活に戻っていただくことを目的とした病棟です。
入院期間が長期となるため、四季を感じてもらえるような催しとして、花見や夏祭り、コスモス見学やクリスマス会を実施し、機能訓練も含めたレクレーションを行っています。
住み慣れた自宅や施設へ退院されます患者さまやご家族さまが不安を抱いたままの退院にならないよう、チーム全体でサポートしていきます。

回復期リハビリテーション病棟の入院料1施設基準を取得

2012年6月1日より、更なる地域医療への貢献として、リハビリテーション機能を大幅に充実させた回復期リハビリテーション病棟入院基本料1の施設基準を取得しました。回復期病棟施設基準には病院機能によって「1」「2」「3」のランクがありますが、当院では、在宅復帰率(身体機能を回復した患者さまが在宅(自宅)へ復帰した割合)、重症患者の割合(重症な方を受け入れる割合)、重症患者改善率(入院当初と比較して退院時に機能が回復した度合い)など、全ての条件で最も厳しい基準「1」をクリアしています。医療危機の叫ばれる昨今、地域の皆様の豊かな暮らしの実現のため日々努力を続けています。

入院の流れ入院の流れ
最大入院期間
整形疾患 60日〜90日以内
脳疾患 150日〜180日以内
廃用症候群 90日以内

上記は、症状やリハビリにより早まることがあります。

パンフレット

5階病棟

医療療養型病棟(34床)

療養型病棟は、慢性期にあり病状が安定しているが、引き続き医療ケアを必要な患者さまが対象の病棟です。入院医療を必要とする患者さまに対するサービスを医療保険での提供となります。
診療報酬は、『医療区分』で定められています。当病棟では医療区分が2・3に該当する患者さまの入院が中心となっています。在宅の復帰率も70〜80%と、在宅退院にも力を入れております。また余暇活動とリハビリ目的を踏まえたレクリエーションを行い、療養中のQOL向上を図り、患者さまとの関わりをプライマリーから退院まで援助させていただきます。

医療区分表
医療区分3
疾患状態 スモン、医療及び看護師による24時間体制での監視・管理を要する状態
医療処置 中心静脈栄養、24時間持続点滴、人工呼吸器使用、ドレーン法、胸腹腔洗浄、発熱を伴う場合の気管切開、気管内挿管のケア、感染隔離室におけるケア酸素治療(3L以上に心不全状態、肺炎などで点滴実施中)
医療区分2
疾患・状態 筋ジストロフィー、多発性硬化症、筋萎縮性側素硬化症、パーキンソン病関連疾患、その他神経難病(スモンを除く)、神経難病以外の難病、脊椎損傷、肺気腫、慢性閉塞性肺疾(COPD)、疼痛コントロールが必要な悪性腫瘍、肺炎、尿路感染症、創感染、
リハビリテーションが必要な疾患が発症してから30日以内、発熱を伴う脱水、体内出血、発熱を伴う頻回の嘔吐、褥瘡、うっ血性潰瘍、せん妄の兆候、うつ状態(精神保健指定医が投与)、暴行が毎日見られる状態、酸素療法(上記以外)
医療処置 透析、発熱又は嘔吐を伴う場合の経管切開、気管内挿管のケア、血糖チェック、皮膚の潰瘍のケア、手術創のケア、創傷処置、足のケア
医療区分1
医療区分2・3に該当しない者
ADL得点の算出方法と区分
自立 準備 観察 部分的な援助 広範な
援助
最大の
援助
全面
依存
ベッド上の可動性 0 1 2 3 4 5 6
移乗 0 1 2 3 4 5 6
食事 0 1 2 3 4 5 6
トイレの使用 0 1 2 3 4 5 6

※合計のADL得点による区分

ADL 0〜10点 ー ADL区分1

ADL 11〜20点 ー ADL区分2

ADL 21〜24点 ー ADL区分3

当院の医療療養病棟では、医療提供が必要な医療区分2~3の方を対象に対応しており、急性期病院での治療を完了した患者さまで、自宅療養を行うにはご本人及びご家族さま共に不安を抱えていらっしゃる長期療養を必要とする患者さまに対して、医療・看護・介護・リハビリなどを行っております。医師・看護師・医療ソーシャルワーカー・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士などが、チームを組んでお世話いたします。

入院のご案内

診療時間

月〜金

午前診

9:00〜12:00
(受付:8:30)

午後診

15:30〜18:00
(受付:15:00)

初診受付 17:30まで

※木曜日は午前診のみ

土曜日

午前診

9:00〜12:00
(受付:8:30)

午後診

15:30〜17:00
(受付:15:00)

初診受付 16:30まで

休診日

木曜日午後・日曜日・祝日

面会時間

面会制限を一部緩和いたします

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交通アクセス

〒671-2216 兵庫県姫路市飾西412-1

公共交通機関をご利用される方

・JR姫新線「余部駅」より 徒歩3分

・神姫バス「余部駅前」下車 徒歩3分

31番線 林田経由山崎行き
32番線 上伊勢経由山崎行き
33番線 青山四辻経由山崎行き
34番線 青山四辻・関経由鹿ヶ壷行き
35番線 青山緑台行き

お車でお越しの方

山陽自動車道「姫路西IC」より約5分
(県道724号線沿い)
無料駐車場100台完備

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